2024年4月22日月曜日

草花も虫たちもたくさんの生き物たちと



4月13日、やまもり山里でクロモジの花を初めて見ました。


たくさんの実生が出てきて、いつかお花を見たいとずっと期待していたので
とてもとてもうれしかったでした。



この日は定例作業日で
ヒノキの間伐をしました。



皮むきをしたヒノキはベンチの材になります。



ちょうど西谷認定こども園の子ども達や園長先生がお山に遊びに来ていて、
皮むきを体験していただけました。
その様子は園のblogから見ていただけます。
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/school/_k_nishitani/yousu/6010607/6010608/6010742.html
地域の子どもたちの遊び場でもあるやまもり山里です^^またきてね~
硬くなった地面にむいたヒノキの皮と葉を敷いて、
経過を見ることにしました。


遊歩道にかかる倒木も処理しました。

やまもり山里でハートをさがせ♡
ラブスポット
と、5つ目のハート制作にとりかかるおじさま
ラブスポットはわかりませんが








いろいろなハートの形みっけ

足元にはスミレたちのそれぞれの表情に♡になりますね





クサイチゴの花や
ヘビイチゴの花もたくさん
         チゴユリたちもあちらこちらに見られるようになりました。
チゴユリロードです❁


ガマズミも


4月17日にはウワミズザクラも開花しました。今もまだ見頃です。


アリマウマノスズクサの青々とした葉のそばに

開花も、もうすぐかな、22日のことです。


かわいい小さな生き物たちも


おはよう

こんにちは








青々とした湿地の周りをきらきら羽化したてのトンボたちが飛んで、タベサナエ?さんは近くで写真を撮らせてくれました。
ハートの水溜めの上を2匹のシオカラトンボたちがまるでおいかけっこするように飛んで、
4月に入ってから日ごとにトンボやチョウにも多く出会えて、舞う姿にまた癒されます。

みんな、みんな元気に暮らせていたらうれしいです。


次回の定例作業日は4月27日土曜日。お天気もよさそうです。







2024年4月9日火曜日

どんどん季節は移ろいゆくなか、遅ればせながら春のおたよりを


相変わらずのblogの更新の遅さをお許しください。
2024年度はタイムリーを目指すことを自分に誓います🙇(信用ならない!っていわれそうです・・・)

2月24日 初めてウグイスの鳴き声を聞いた日でした

3月16日は、羽がぼろぼろになっていた橙色の蝶とルリタテハがくるくるとんでいて
3月20日 1株に7つも蕾をつけていたシュンランたちがまた愛らしく
そのうちの1つがかわいい顔を見せてくれていました。

開花したショウジョウバカマも湿地の斜面に1輪、そばの水溜めにはアカハライモリ。久しぶりに出会えました。


3月20日春分の日は雪にあられに雨が降り、翌日朝方には雪が積もったのでした。
セトウチサンショウウオの卵たちも出会ったみんなもどうしているか心配になるほど大荒れの天気が続きました。(写真はやまもり山里ではないです。でも同じ西谷地域です。)

それからはお天気も安定してお日様がでて気温も上がると
3月27日には今年初アリさんと遭遇し、
28日には今年初(私にとって初という意味です)モンシロチョウ、ミミズにも出会い、夜は、カエルも泣きはじめました♪それからは毎日、あっちにもこっちにも、歩いていれば生き物たちと出会いの連続です♡

4月6日 コバノミツバツツジと湿地の景色
コバノミツバツツジも少しずつ開花がはじまっています。
(やまもり山里は、コバノミツバツツジが多いお山です。他、西谷地域の山々はタムシバやヤマザクラ、クロモジも少し開花していて、こちらも景色がとても美しいです。
やまもりさんでも、整備をしながらヤマザクラやクロモジの実生を多く発見しているので、大きく育った春の景色を思い浮かべてはわくわく活動をしています^^)

足元にはスミレたちもたくさん愛らしい顔をみせてくれていますよ。
シハイスミレ

タチツボスミレ

色彩も美しいショウジョウバカマたちが咲き広がっています。
こちらは撫子色かな

鮭色のような


こちらは純白までとはいきませんが、白花に近いお色でした。

  
セトウチサンショウウオの卵たち。いつのまにか緑色に変色していて死卵か無精卵かもしれないとお聞きしていました。でも1部、透明の卵の中に6匹ほど赤ちゃんが生きてくれていました。よかったです°˖✧

           
シライトソウたちも
5月には白いお花を咲かせてくれますね

 
ウワミズザクラももうすぐ開花かな


ギフチョウにはまだ今年は会えていないのですが、やまもりさんに行く度に
どきどきしています。


春のやまもり山里にもぜひ遊びにいらしてくださいね。


あと、定例活動のお知らせです。

2024年度4月からは
毎月第2,4土曜日と、第3水曜日に保全整備活動を行います。
変更しましたのでご注意くださいね。

ご興味ある方がおられましたら、メールでお問い合わせください。
mail→yamamorisanri@gmail.com(中嶋)

それではまた^^









2024年2月4日日曜日

節分の日

              2月3日は定例作業の日でした!



枯れ松を処理するべく、滑車とロープを使って
ご安全にです!


竹が広がり続けるエリアで伐採と片付けをしました。

 

20代の若き方も参加してくださって、足もとにあった枯れた竹や木々たちがあっという間に片付きました(ありがとう!!)そのそばで、今やツゲを見つけたら抜きたい衝動にかられ、笹刈りながら引っ張るわたくし。。。抜いた瞬間、香りがするのは土の香り?


竹林のそばにカンアオイたちがいます。昨年から少なくなってしまったと思っていましたら、積み上げた竹の下にも、あちらこちらに。
カンアオイの多様な進化について国立科学博物館植物研究部の奥山先生の論文と動画を拝見致しました。
日本でカンアオイの仲間が進化してきた道筋の解明と擬態花についての研究について知り、感動している今でございます。日本には50種も自生しているとか。花はキノコへの擬態(特に香りに関する化学擬態)させることで花粉を運ぶ昆虫(送粉者)をだまして繁殖を達成していると考えられているそうです。すごすぎます。カンアオイさん!


Yくんとからやんがカンアオイたちが踏まれないように伐採した竹で杭をつくって立ててくれました。ギフチョウさんたちもきてくれるとうれしいなぁ。。。



植物と昆虫とのかかわり、人間は植物から本当に多くの気づきをいただきますね。

Mちゃん、Hくんとナカさんは根っこが出すぎた地面に土をかぶせてくれていました。
ありがとう。
湿地の乾燥が気がかりのひとつとして、水不足、天候に、人間の行動は無視できるわけがなく、考えさせられます。
水の流れを見て今後作業も計画していきたいと思います。


今日も差し入れありがとうございました(感激°˖)




作業後は焼き芋もありがとうございました❁

次回の定例作業は2月17日(土)です。それではまた~