2024年2月4日日曜日

節分の日

              2月3日は定例作業の日でした!



枯れ松を処理するべく、滑車とロープを使って
ご安全にです!


竹が広がり続けるエリアで伐採と片付けをしました。

 

20代の若き方も参加してくださって、足もとにあった枯れた竹や木々たちがあっという間に片付きました(ありがとう!!)そのそばで、今やツゲを見つけたら抜きたい衝動にかられ、笹刈りながら引っ張るわたくし。。。抜いた瞬間、香りがするのは土の香り?


竹林のそばにカンアオイたちがいます。昨年から少なくなってしまったと思っていましたら、積み上げた竹の下にも、あちらこちらに。
カンアオイの多様な進化について国立科学博物館植物研究部の奥山先生の論文と動画を拝見致しました。
日本でカンアオイの仲間が進化してきた道筋の解明と擬態花についての研究について知り、感動している今でございます。日本には50種も自生しているとか。花はキノコへの擬態(特に香りに関する化学擬態)させることで花粉を運ぶ昆虫(送粉者)をだまして繁殖を達成していると考えられているそうです。すごすぎます。カンアオイさん!


Yくんとからやんがカンアオイたちが踏まれないように伐採した竹で杭をつくって立ててくれました。ギフチョウさんたちもきてくれるとうれしいなぁ。。。



植物と昆虫とのかかわり、人間は植物から本当に多くの気づきをいただきますね。

Mちゃん、Hくんとナカさんは根っこが出すぎた地面に土をかぶせてくれていました。
ありがとう。
湿地の乾燥が気がかりのひとつとして、水不足、天候に、人間の行動は無視できるわけがなく、考えさせられます。
水の流れを見て今後作業も計画していきたいと思います。


今日も差し入れありがとうございました(感激°˖)




作業後は焼き芋もありがとうございました❁

次回の定例作業は2月17日(土)です。それではまた~











はじまりの日




2016年~あきちゃん初代代表とナカさん副代表が県有林だったこの場所をなんとかしようと始まって、やまもり山里に出会いたくさんの方々と一緒に汗をながし、草を刈り、手を入れ続けてきて7年が経ちました。
ここで昔稲作をしていた時代。ナカさんが子どものとき、ここで虫取りをしたり、ずりをして遊んだり、おばあさんはセンブリを取りに行っていた時代がありました。
ここにくるとほっとする、懐かしい気持ちになるとおっしゃられる方々、お一人お一人がやまもりさんで感じるおもい。やまもり山里を通して人と人が繋がって、交流をしてきました。
そばにはいつも、愛らしい草花やカエル、トンボ、様々な生き物たちがいて、吹く風、香りもここに在ることで心癒され、命に感動させられてきました。

2023年

西谷認定こども園の子ども達も何度も遊びに来てくれました。
夏には西谷小学校の育成会に通う子ども達が川に遊びに来たり、
創立150周年記念で子ども達と竹を伐採してオブジェをつくったりもしました。
作業の他には観察会や里山音楽会、夏休みはこども里山じかん×無限観察会、スギの葉で染め物をしたり皆様とご一緒に過ごしたりもしました。
北摂里山愛す会の方々が来てくださって湿地の刈草も片付き、百万力、感謝しかございませんでした。
やまもりさんに棲む草花や生き物たちのことを調べてくださる皆様にも支えられ、教えていただくことで人間はどう行動したらよいのかを学び考えることができました。


やまもり山里に遊びに来てくださった方、ブログが滞りすぎているなか(本当にごめんなさい)ブログを見てくださっている方、やまもり山里さんに出会ってくださった皆様とのご縁を心から嬉しくおもっております。ありがとうございました。

2024年

生きとし生けるものに平和な社会をつくる志をもって、これからも、自然と人の暮らしを見直し、やまもり山里からそれぞれの命が喜ぶことをおこなっていきたいと思っております。
定例作業としては、今後の予定は2月17日、3月2日、3月16日に行います。
どんどん広がる竹の伐採や、枯れた木々、倒木処理、常緑樹の除伐も様々な植物や生き物たちの生態を理解することに努めながら急激な変化を与えない整備を進めてまいります。
湿地の保全、まだ手付かずの湿田含め、こつこつこつよりよい湿地として手を入れ続けていきます。また来られた方が安心して歩ける道や場、植物に関心をもっていただけるような名札づくりもこつこつ作っていけたらと思います。

3月24日日曜日は、こどもの里山じかんの企画がありますので、また詳しくは近日中にご案内いたします。4月以降は、音楽会、観察会、ブッシュクラフト、染め物の計画もしていますので、お楽しみに。