2022年3月13日日曜日

春の嵐に大雨だった3月5日

3月1日から、毎朝ウグイスが鳴き始めるようになりました西谷より
ブログを滞らせておりました🙇

定例作業は3月5日

          




湿地の作業は今の時期はおやすみだけれど、高さと水の流れの調整を少し




年中ぬかるんでいた道の修繕も開始です
山男のまーさんのスタミナはいつみてもすごいです!
私はまだまだ山のおばあちゃんになる修行の身

湿地からかけつけたヨモギ仙人が荒れ果てたお山の中で枯れた木々を倒し


いかなる時も着実なる段取八分さんが埋もれるように
整備を進めていきました




子ども達も、おとなと一緒にあちこちに生えるツゲを次々と引っこ抜いたりもしました
2人で協力しながら°˖
この時期ツゲがこんなに抜きやすいとは初めて知りました!
ここは以前、日本航空とあきちゃん代表が里山整備事業で一緒に作業をした場所でもあります。足元にはヒカゲノカズラが広がってきていて、ツルリンドウの芽もぼっとあちらこちら
にでていました(^.^)



その後は皆さんと枯れた木々を伐倒して片付けたり、
山積み散乱していた竹や木々を片付けたりもしました。
   


足元には大きなほら穴も

うんちもいっぱい


ここはハート池ではなく、ふたつめのハートスポットです♡
足場の石が沈んでいたので直して、ハートも成形し直し




湧き水のある鹿おどしをおいているところ
名は【山のしずく】°˖✧


今日は幾度となく風が吹き荒れて渦を巻いてとんでいきそうにもなりましたね


整備後はさらにその奥を段取八分さんの後について薮漕ぎ(←今日わたし初めて知ったことばでした)しながら荒廃した現状を確認しました。山を放置するとこんなひどいことになるんだと改めて感じながら突き進んでいくと

ナカさんが子ども時代に通った道の記憶を思い出しながら荒れ果てた場所を除伐して
切り開いた道に繋がりました°˖✧


今日もセトウチサンショウウオの卵塊を見つけることはできませんでした

そうしたら子ども達がセトウチサンショウウオが来ないからお家を作ってあげるって、
こつこつスコップで掘って作っていたのでした。



あ。クローバー


ですね

🍀

安心して産んでくれるとうれしいね




追記

作業を終えてから、雨が降り出しました。ぎりぎり間に合ってよかったです

今日は里山いきもの研究所のちゃ太郎さんとやまもりさんを歩く日でもありました。
西谷のお寺で祝丸さんのライブがあってそこで初めてご挨拶してから、二年半以上ぶり?生き物たちの命に遭遇して戸惑う度にメールで相談に乗っていただいていた大変お世話になっていました方です。


シカさんがかみちぎった笹
ウサギの食べ方の違いもききました

意外とここにはシカが少ない?ようです。シカの爪痕、食べた跡を理解しましたので、これから足跡やうんちだけでなく、存在を知る感じる手段が増えてうれしくなりました。
今日見つけた大きな穴もキツネやアナグマだけでなく、様々な生き物たちの棲家にもなるんですね。




山守さんの活動でずっと大切にしてきたことなどを話しましたら
「人と生き物が共にあること、生態系をよみがえらせ、自然が生き返っていくすばらしい活動で感動しました」と。
それは今までかかわってきてくださった方々のおかげで。そしてこの大地ややまもり山里さんのおかげで。


だいじに守っていきたい
生きとし生けるものに平和な居場所として


また西谷地域ではシカやイノシシによる農作物の被害がひどく困っている声をきき、現場も見ました。荒廃した多くの山、生き物たちは楽に食べ物を得られる人里にきてしまう。お互いにとってちょうどいい答えはないか、まだまだ私はわかっていないことだらけですが、移住して、生き物がすぐそばにいる暮らしをしながら、相手の事を理解して考えて暮らしていきたいです。学びます!



これからもよろしくお願いいたします。