今年もひどい暑さが続いておりますが、お元気ですか?
やまもり山里では、定例作業はかわらず行っていますが7月と8月は暑さ対策のため時間を9時~12時に変更しました。
7月13日日曜日の定例作業の日も熱中症に十分配慮して、こまめに水分、塩分をとりながら無理のない活動に努めました。
湿地は干上がっている場所があり、まだハッチョウトンボにも会えていません。
元気なのは、草たち?生き生きと育っています。草花の種も落ちましたので、遊歩道沿いの草刈もどんどん進めていきます。あぁ、向こうの旧田には、草の中にハンノキの青々とした葉が拡がり、抜いてもまだまだ残っているセイタカアワダチソウがすくすく生えてきているのが見えます😢遊歩道から優先に草刈り、草刈りと。
整備班の皆さんは、あちこちまた生えてきている再生竹の処理をしてくださりました。
長年竹の伐採を継続し続けていますが、調べますと、竹たちはダメージを回復させようと地下茎をそのまま地表に伸ばして再生竹になるそうです。竹1本は再生竹約200本に相当!?という資料もみました(驚愕)
枯れた竹の片付けもおつかれさまです!
アリマウマノスズクサの上にばっさり倒れた木を発見!アリマウマノスズクサたちは大丈夫でしたね。
小川へ向かう道にも草に埋もれた倒木がありました。
処理しやすいように草刈をして
倒木処理を終えました。
草刈りをしていると、あちらこちらでナツツバキ(夏椿)の花が落ちていて、愛らしい姿にほっと癒されました。1日で落下してしまう前に見てみたいと思いながら首が折れそうなくらい見上げますけれど未だ叶わずです。
山せんせいに教わってから気づくようになりましたハエドクソウ(蠅毒草)の花。
かわいらしいです。名の由来は、全草を煮詰めてハエ取り紙を作ったそうな。
葉や根には毒性があるそうです。
下の湿地は先月までは、チゴザサ(稚児笹)で真っ赤になっていましたが、ヌマトラノオ(沼虎の尾)もひろがってきました。
その先にオトコゼリ(男芹)も開花し始めていました。
6月に開花したササユリ(笹百合)も果実に。花の香りが懐かしいです。
カエルくんも暑さの中じっとしていました。
モリアオガエルさんは、近づく私を見てどんどん木の上に登って行ってしまいました。
(写真中央:モリアオガエルさんのシルエット)
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7月16日水曜日は、どしゃぶりの雨が9時過ぎにはあがり4名で作業を行いました。

日陰で除伐をしたり、
ひたすら草刈りをしたりしました。
6年生がつくった池(あまれはる池)もしっかり水が溜まっていましたよ。
今日も、オオシオカラトンボがビュンビュン飛んでいました。

最後になりましたが、遊歩道の修繕のお知らせです。
昔、棚田だった場所が侵食し土壌も崩れ、谷になりかけてきていました。そのことで、そばの遊歩道も危険だったのですが、この度、(財)西谷自治振興の皆さんが7月8日に丸木橋をかけてくださりました。足元に気をつけてお通りくださいね。