2025年3月30日日曜日

春分が過ぎ



今年は、西谷地域で3月12日に初めてウグイスの鳴き声を聞くことができました。(わたくしは、です。)
しかし、18日の夜、19日とまた雪。
土筆やフキノトウが顔を出すのを見たばかりですのに。作業は中止としました。
そして3月22日。久しぶりに定例作業の日にやまもり山里へ行きますと、シュンランたちも、こうして。

あと3日もすれば開花しそうですよね。


          
              なんだか眠そうな表情でした。


まずは、枯れたコナラの木の処理から行いました。
よっこらせ
よっこらせ
除伐もこつこつ
毎回こつこつ手をいれることで、お山の景色が、どんどん、ますます美しくなり、
そして足元に芽吹く方々に喜び溢れるのであります。
ヤマザクラの実生の数には特に驚きます。大きく育ってくれれば、どのような景色をみせてくれるのでしょう。想像します。
段取八分さんに倣い整備をするなかでわくわくさせられることのひとつであります。

            前回倒した木の残りを運び出しました。
終われば斜面の除伐へ。

そして午後は入口にある枯れた木の処理を行いました。
そのあと竹伐採も、お父さんたちすごい!本当にお疲れ様でした。
ナカさん、入口の除伐もありがとうございました。


湿地に残っていた草を刈りながら、ヨモギ仙人が手を入れていたあの頃のうつくしき湿地のあとを思い出す、そんな日でもありました。

3月25日以降、またやまもり山里へ行きますと

シュンランや
ショウジョウバカマ
アセビの花たちが開花していました。

 

お知らせ
2025年度4月より定例作業日は第2日曜日、第3水曜日、第4土曜日となります。

保全・整備活動にご興味ある方はいつでもご連絡くださいね⚘

2025年3月9日日曜日

春動く里山よ


2月27日
しずかな里山のなかでカンアオイの花が開き、
シュンランたちはつぼみをつけはじめていました。


3月8日の定例作業の日には、セトウチサンショウウオの成体や卵塊を確認できました。
やまもり山里でトカゲや両生類を研究しているyanagiさんにくっついて探検も教わることがたくさん。昨年プロジェクトワイルドの講習に参加した大学生とお二人の手の上で撮影させていただきました^^



アカハライモリのオス?メス?
見分け方もわすれてしまいました。
いつもの場所に行くと大体いるけれど、いないときはどこに出かけているのだろうか。
生息できる環境の保護をこれからも続けていくと同時に、専門家の方に教わりながら作業にいかしていきたい所存です。




午前中は枯れたマツを2本伐倒しました。


そして、ヤマボウシの木が日当たりがよくなるように、ツルがたくさん絡みついた木を1本伐倒しました。ロープを使って安全に倒します!!


会長!高台の笹刈りもありがとうございます!



本当は、卵を産みにくるまでに水の流れが滞った溝の掃除やイノシシが掘り起こして崩れた溝の補修などを行いたかったのですが、手が回らずだったのでした。でも、yanagiさんに卵塊の様子を先に調べていただいてから気を付けながら溝の作業をすることができました。よかったです。


土手を作って、また水が通るようになりました。
今年も、無事たくさん卵を産みに来ることができて、
無事に卵から育つことができますように。


湿地班が溝にたまった刈草をお掃除している間、お山の整備班は、除伐整備をしてくださりました。おつかれさまでした⚘


雨よふれふれ、
乾燥した湿地にも潤いを